【LPの作り方】第一印象で決まる!? クオリティの高いLPの作り方

【LPの作り方】第一印象で決まる!? クオリティの高いLPの作り方
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大幅な売上アップを目指すのであれば、質の良いランディングページの活用が効果的であるといわれています。ただ、大雑把な作り方はわかっていても、細かな部分はよくわからない人も少なくないようです。また、クオリティの良さを求めようと思えば四苦八苦する場面も出てくるでしょう。そこで、本記事では、ランディングページの作り方を質の高いものにするためのポイントを含めて詳しく解説します。

1.ランディングページの概要

ランディング(Landing)とは「着地する」という意味があり、ランディングページは「設定したゴールへ着地するためのきっかけとなるWebページ」を指します。ゴールとは、たとえばインターネット広告や検索エンジンから訪れたユーザーに商品購入や会員登録、資料請求などをしてもらうことです。一般的に、ランディングページは縦長のレイアウトで、1ページ内にまとめられています。自社の目的達成のためのページなので、サイト内の内容に注目してもらうため、外部リンクは最低限のみにしているのが特徴です。

2.7つのステップがある!ランディングページの作り方

ランディングページの作り方は基本の流れがあります。ここでは、7つに分けてランディングページができるまでの流れを解説します。

2-1.1.目標を明確にする

ランディングページの役割は、目的達成につなげることです。そのため、まずは最終ゴールとなる目標の決定からはじめましょう。具体的には、自社商品の購入やサービス利用、資料請求、メルマガ登録、問い合わせしてもらうなどが挙げられます。これらは一例ですが、基本的な構成は目標に合わせたものにしなければなりません。

たとえば、資料請求や問い合わせ、メルマガ登録といったものは商品購入やサービス利用と比較すると行動しやすいことから、ランディングページもシンプルなものであるケースが多いです。一方、商品購入やサービス利用といった費用がかかるものはユーザーも詳細がわからなければ検討できないので、画像やより詳しい情報の掲載が必要になります。目標は数字を出して目指すのも効果的であるため「売上100万円」「問い合わせ1000件」のように設定するのもおすすめです。

2-2.2.ターゲットを定める

目標が決まったら、どのようなターゲットに見てほしいのかを定めます。これはもしランディングページの改善が必要となったときにも重要となるポイントで、ターゲットが決まっていなければ効果的な訴求も難しくなってしまうからです。構成にも深く関わってくるため、ペルソナを設定するのが一般的になっています。ペルソナとは、アピールしたい自社商品・サービスのターゲットのイメージ人物像です。設定する際には具体的な年齢や職業、年収、家族などを決め、箇条書きにするとよりイメージしやすくなります。例を挙げると、20代女性、既婚、家族は夫と子ども1人、会社員、東京近郊在住など、リアルなイメージで定めるのがポイントです。

2-3.3.構成を練る

目標、ターゲットを定めたら、次に行うのはランディングページの骨組みとなる構成づくりです。情報の配置決めや表現方法などを顧客に対するプレゼンテーションのようなイメージで作っていきます。つまり、ユーザーがサイトを訪れたときに必要な情報についてわかりやすく伝えられる状態であることが重要です。構成の完了後にはワイヤーフレーム(構成をweb形式に直した設計図)の作成を行いましょう。このワイヤーフレームは、コンテンツ構成のメンバー間共有のためにも活用できます。たとえば、サイト内の情報やレイアウトの変更をする際やメンバー同士で認識の齟齬が生じないようにするためにも有効です。

2-4.4.構成に沿って具体的にコンテンツを作成する

ランディングページを開いたときに最初に目に入る部分(ファーストビュー)は、サイト内で最も見られているものです。そのため、最重要ポイントであり、キャッチコピー、メイン画像などがあります。キャッチコピーは読者目線で考えるのがポイントで、サイトを開いた目的に合ったものであるかどうかを確認しましょう。また、メイン画像はアイキャッチとも呼ばれており、ランディングページのファーストインプレッションを決定づけるものです。そのため、イメージに残りやすく、自社商品のことが一目でわかるものを選択します。

ボディ(本体)コピーは最も大きな面積を占めている部分で、ユーザーの関心を得るためのストーリーや共感、自社商品を使用するメリットや恩恵、お客様の声や自社実績といったユーザーの信頼獲得をするための内容を掲載します。さらに、ユーザーに購入につなげるためにはクロージングも重要です。クロージング部分にはユーザーに購入意欲を促すことやそうするための画像やイラストを指すCTA、エントリーフォームを配置します。

2-5.5.ライティングやデザインを行う

ランディングページでは商品やサービスの情報・魅力の伝え方に注目するだけではなく、魅力的な文章(ライティング)にもこだわりましょう。その際のポイントとして、あらかじめ設定したペルソナの目線で考えることが重要です。特に、ユーザーの心を動かすためのポイントになるのがキャッチコピーと言えます。キャッチコピーは文章で伝えたい部分をわかりやすく短文で表現したものであり、大きく表示されることから目に入りやすいです。

ライティングは購入を強引に促さないようにしたり、適切な文字数にしたりするように注意しましょう。デザインはペルソナの好みに合わせたものにする、申込ボタンをわかりやすい位置にする、イメージ画像の挿入をするなどわかりやすいレイアウトにするのが大切です。

2-6.6.コーディングして公開する

サイトについて一通り決定したら、ライディングページをWebページとして完成させるためにコーティング作業を行います。ただ、HTMLやCSS、JavaScriptなど専門知識を使用する場面が多いことから、自社にそういった知識を持っているWebエンジニアがいなければ、外部企業に依頼しなければなりません。依頼する前にアップロードするサーバーやURLの決定、専用メールアドレス、問い合わせ対応用メール文などの準備も必要です。

コーディングが完了後、ランディングページを実際に開いてレイアウトが崩れていないかどうかなど最終チェックをしてから公開します。一度公開したランディングページは運営するなかで改善すべき課題がでてくる場合も少なくありません。そのため、変更・修正したいときにカスタマイズしやすくなるように工夫しておく必要もあるでしょう。

2-7.7.運用や効果測定などの実施

ランディングページは公開後も状況に合わせて改善をしなければなりません。短期間で成果を得られるケースは少なく、多くの場合、長い目で見なければなりません。そのために大切なのが運用をどのように行うかです。運用していくなかでユーザーが反応しやすいもの、反応しにくいものなどさまざまな角度から情報分析し、ページの更新、最適化をしましょう。もし問題点があれば原因を突き止め、対策します。

ユーザーの分析を行う際に便利なのがアクセス解析ツールなどで、効果測定を目的とする場合には非常に便利です。その結果をもとにPDCAを行いましょう。PDCAは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字をとった言葉で、主に業務改善をするために必要なプロセスとされています。PDCAは、こういったランディングページの運営をするときにも重要なプロセスです。

3.質のいいランディングページにするための3つのポイント

ランディングページのクオリティ向上をするために注目したいポイントのなかでも、特に重要視すべき3つについて解説します。

3-1.ファーストビューにこだわる

ファーストビューはランディングページを訪問した際にまず目に入る部分で、この領域が良質なものであるかどうかがユーザーの関心に深くかかわります。クオリティが高いものであれば読み続けてくれますが、低ければサイトから退出されてしまうことも珍しくありません。つまり、ファーストビューランディングページの顔として、特に手を抜けない部分と言えます。

サイト訪問者に関心をもってもらうために有効なのが、印象に残るキャッチコピーや画像です。たとえば、「ランキングNO.1」「満足度90%」といったワードはユーザーの期待を高め、権威付けとなるので最初に掲載するのが有効になります。また、新聞や雑誌に掲載された、テレビで紹介されたなどメディアにも注目されていることがわかる文章も良い方法と言えるでしょう。

3-2.ベネフィットをしっかり説明する

ベネフィットはユーザーが商品・サービスの購入によって得るポジティブな変化を指します。一般的なWebサイトではメリットのみを説明しているところが多く、ベネフィットについて触れているところは多くありません。ベネフィットは商品説明とは異なるもので、できれば5つ以上ある状態が望ましいです。また、箇条書きにするよりも「見出し+解説」にするほうがよりわかりやすい説明になります。

例を挙げると、自社のカメラをアピールしたい場合は「既存モデルより鮮やかな画質に」といった説明ではメリット部分が強調されています。この説明を「初心者でもプロ並みの写真が撮影できる」とすると、カメラの熟練者だけではなく、初心者などより幅広いユーザーに興味をもってもらえる可能性が広がるというわけです。

3-3.ストーリー性を重要視する

ランディングページは、結論を最初に持ってくる「結起承転」形式で作成するのがポイントです。一般的なストーリー展開である「起承転結」形式ではサイトを開いてファーストビューを見ただけで離脱してしまう可能性が高まってしまいます。そのため、商品・ターゲットによって異なるものの、全体の流れとしては最初に共感やベネフィットについて掲載した後、実績・事例などの紹介をするのが効果的です。

続いて、ユーザーの声や購入特典といった検討の強調をしたうえで、クロージングに導きましょう。ポイントはユーザーの悩みに沿った流れを作ることで、安心して購入できるサイトであると伝わる内容にするのが大切です。商品紹介で購入によるメリットを強調したくなるかもしれませんが、ユーザーの信頼を得られなければ良い商品であっても購入にはつながりにくくなります。

4.成果に繋げることが大事!ランディングページを作る際の注意点

ランディングページの作成によって問い合わせの急激な増加につながることがあります。しかし「問い合わせの増加=成功」ではありません。問い合わせ後、商品購入・サービス利用という結果に結びついているかどうかが重要です。そのため、問い合わせの増加のみで満足しないようにしましょう。前述したように、ファーストビューはランディングページの最重要ポイントです。

ただ、ファーストビューに大量の情報を掲載すれば良いわけではなく、かえって逆効果になってしまうケースもあります。シンプルで、見ただけで商品・サービスについてわかるような作り方が効果的です。SEO対策やSNSとの連携、アクセス解析といったWebマーケティングも大切になるので、これらについて詳しくない場合は専門知識がある制作会社に依頼するのもひとつの選択になります。

ランディングページの作成が難しいなら「まるなげクン」にお任せ

ランディングページは作成すれば成果につながるわけではなく、Webマーケティングに関する深い知識が必要です。サイト公開後にも分析・改善を繰り返すことが重要であり、クリエイティブさも大切になります。もし、ワイヤーは準備出来てもそれにデザインを施しコーディングで実装する部分の人の手が足りない場合は、定額でデザイン/WEB制作を依頼できる「まるなげクン」がおすすめです。オプション費用になりますがワイヤーフレームからの作成も対応可能です。是非検討してみてください。

 

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